人型メカ、その完成形の理想の１つに「より人間に近い」は、間違いないでしょう。
・・・それでも、戦闘用メカのツッコミどころの代表格「指」をどうにかしようというのが今回のネタ。ご存じの通り、人に近づく為には指をちゃんと作るのが正しいのですが・・・使う段にはどうかと。
人型戦闘メカの多くは、人と同じように指が５本生えておりますが、戦闘メインの汎用人型機動兵器に指５本を律儀に生やしておくのはどうよ？って処。
指が５本あるというのは、戦闘をやらかす方面から見れば、結構デメリットが多いのではないかな？一番やっかいなのが、格闘戦をすれば指があっという間にバランバランにぶっ壊れてしまうというシーン、よくありますが、戦闘用メカとしてドウなの？
また時々思うのが、中指薬指小指に整備や交換パーツEtcを用意するなんて現場じゃカンベンしてください、という状況だと思わないか？
私見を述べれば、戦闘人型メカの指にあたる部分、親指と人差し指は今まで通りで、中指薬指小指に関しては１つにまとめてしまって、３枚のそれっぽい板を関節でつなげば、それで十分だと思うのです。
そうすりゃ、中指薬指小指にあたる部分は、多少丈夫になるだろうし、なんと言ってもパーツ数が少なくなる。整備のあれやこれを考えると、非常に助かるんじゃないかと思うのです。
と、言うことで、ロボの指は変則３本で解決万歳三唱！ここでお開き、としたいところです。
だがしかし、だがしかし、今回のテーマは、人型戦闘メカに生えている指の話で、指５本パーツに存在意義をムリクリ出してやろうというのが目的なのです。
サテ、立場の危うい指３本ですが、何もメカだけの問題では無いような気がするのです。
例えば、鉛筆を持つのは親指＆人差し指がメインで、中薬小指は土台。
物をつまむのは親指＆人差し指で十分だし、よくよく考えてみれば、人間の指周りの活動も、中薬小指って案外使ってないんじゃないかな？
中指あたりは、ケンカの大安売りに使う事もありますが・・・話を戻そう。
これを書いている人が、両手の全指を使い倒す人間的活動は何かと考え、やっと思いついたのが以下の２つ。
１つは、楽器の演奏。木管楽器や金管楽器、ピアノなんかの鍵盤がある楽器は十指全部使うんじゃないかな。
もう一つが、パソコンの入力装置のキーボードをペチペチやるとき。人によっては、親指人差し指のみを使う剛の者もいますが、本来指十本でカタカタ押しまくる物です。
と言うことで、戦闘メカの世界にも、戦闘ギミックとして楽器を持ち込むなりパソコンのキーボード（楽器・キーボードとも、ロボのサイズに対応済み）を導入すれば、戦闘でも十指全てに存在価値があることに！
何かがオカシイ。
メカ的ドツキ合いや撃ち合いに、何をどうやって楽器やキーボードを持ち込む？何に使う？前例がない！前例の作りようもない！古いところで、バル○リーだって楽器使ってないはず。スピーカー内蔵はあったような気がする。
うぅむ、人間の指ですら中薬小指一体化が正しいような気がしてきた。
それとも・・・
指にミサイルを仕込むか？
指にレーザーを仕込むか？
指にマシンガンを仕込むか？
いやいやいや、こんな処で結論を投げるな。
・・・まぁいつもの通り仮定仮説願望の類ならあるのですが。
１つは、それは職人技のナントカ、匠の世界のアレやコレです。
戦闘メカに限らず、メカのアームに五本の指を付けると言うこと、その事が意味することは、そこまでの工業的技術力があると言うことを表してると思うのです。
指五本メカ
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