走るiemon

 今回は今回はみんなして何となく感じていることを、わざわざ文章にしてみただけなので、目新しいことは何もない、はず。
 とっかかりは、トーキョーNOVAってTRPG。愛好家が変な方向にねじ曲がりやすいTRPG・・・・ゲフンゲフン
 話を戻そう。このTRPGは、フィクションにおけるメタな部分を、メタメタとやってしまおうと部分が非常に多いTRPGでした。
 それは、シーン制の導入。
 NOVAは、映画やテレビドラマ風にカット進行します、といいました。
 それは裏舞台のこと。
 シーン制の導入により、ことはシーン以外でも何か進んでいると言いました。
 それはトランプによる判定。
 判定をダイスなどの完全ランダムにすることなく、トランプの手札をもって正否をある程度コントロールできると言うこと。判定の失敗がその場の選択肢として使えるといいました。
 そいで持て、一番メタメタしている部分がこれ。
 経験点チケットの導入。
 経験を得たのは誰か?それは中の人です。・・・全く持ってメッタメタではないか!
 そう、TRPGは、これだけメタのメタメタで進めていくフィクションなんだよーんと示してくれました。
 ですが〜、未だに何か引っかかる所が、この経験値を中の人に渡してしまおうという部分。
 さて、言葉をちゃんととらえるなら、キャラクターにではなく、プレイヤーに対し経験点を与えるんだよ、ということ。プレイヤーはそれだけの経験値を積んだと、数値で表してると言うことなんです。
 ええ、思う所はこういうこと。
 そのときのプレイが、そのプレイヤーにとって、身についた経験になったのか?
 現在キャラクターシートとは別に、レコードシートという形で、プレイヤー個人に経験値を渡すシステムが、わんさか出ています。
 そう、回数を重ねる、つまりは経験値が書かれた紙が貯まれば貯まるほど、経験豊富になったと言うことになる、はずなんです。
 で〜す〜が〜!言っちゃ何だが、回数を積んだ分着実にうまくなったと言える人はどのくらいいるのか?
 う〜む、単一システムで近接物理型の重武装・重装甲なキャラを延々やってる人がいるとしましょう。作るキャラ作るキャラ、前のキャラクターのデッドコピーのようなキャラクターという感じの人だ。
 そんな人が積んでいく経験って、いかな物だろうか?
 そもそも経験って何よ?辞書的に説明すれば、体験を基として取得した知識・経験など、ということかな?
 件の重戦士君、重戦士としての経験は、そらもう十分なんて言葉では足りないぐらいの積み重ねがあるでしょう。さらにまともな知能の持ち主なら、重戦士とはいかなる存在かと哲学まで語ってくれるほどの体験を得ていることでしょう。
 ですが他は?
 特定システムの重戦士については、十分すぎるヴェテランかもしれませんが、TRPGトータルの技量はどうなの?
 仮に同じ位の能力を持つ別のTRPGゲーマーが、様々なシステム&キャラクタータイプを同じぐらいプレイしているとしたら、有効な経験を積んでるのはどっちか?
 ・・・いや、みんなが言いたくてもなかなか出ないモヤモヤは、こんなことではない。も少しアレな人々のことを言及しなければ。
 昔々、こんな言葉が言われておりました。「男子三日会わざれば刮目してみよ」
 成長する人は、中三日会わないだけで、成長を遂げた別人になっているんだから、そのつもりで対応してね。ということ。
 言い換えれば、中三日会わなかったヤツが前と同じかそれより退化しているなら、もう成長は望めないなぁ、と、見られるわけです。
 それにし
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