今回も、おもいっきし私事。いつもの偏った一般論はナシと言うことで、本当に個人的なこと。
本当にTRPGの足しにならない個人的事情なんだからな!泣いたかって、そうだかんな!
当方もTRPGゲーマーの端くれとして、ゲームマスターという因果な役を負うこともありまして、ゲームマスターをするからには、シナリオを作る必要があります。
そんな自作シナリオの中で、「夏空」という作品があります。
どうもこの夏空というシナリオ、シナリオを走らせると、とてもしんどい。これまで3回ほど走らせましたが、ゲームの最後には、酸欠を疑うほど消耗します。
その原因を想像し、あることに思い当たる。
それが今回出てくるNPC3人のこと。このNPCの何が問題かと言えば、当方基準では1シナリオに一人いれば十分と言えるほど、高密度な奴らがそろったと言うべきか・・・
ちなみにこの夏空というシナリオ、元々アルシャードガイア用のシナリオ。概要は、世界崩壊を食い止めるべく滅亡が確定した未来からやってきたクエスターとともに事件を追って貰うというような内容。
シナリオギミックと雰囲気の重さは、結構なレヴェルと自負しております。
ケース1 野方圭吾
アルシャードの世界で、世界の敵・害悪、となっている奈落の側に付いている男。大胆不敵にして、飄々と軽く、独特の勢いを持つ男です。
で、この男の何が問題かと言えば、「異質」と言うこと。つまり、当の本人のパーソナリティとあまりにかけ離れた、異なる存在だという。
関わるプレイヤーキャラクターにとっては、敵であり味方であり、友でありながら奈落の手先、そのようなキャラクターなんです。
うむ〜、TRPGの魅力が自分と違う人間になりきることが可、と言うことなんでしょうが、あまりに違いすぎる存在と言うべきか、何というか。
自分にない情熱を持ち、したたかな大人のずるさを持っているというか、・・・これが疲れる。
ケース2 九条綾子
アルシャードガイア世界で、オリジナルの組織を設定しております。その名は、IBBS。何の略かって?「ブルースフィア移民管理局」が正式な名称となります。システム本に設定されている団体が、も一つぴんと来ないので、まだしもよく知っている「お役所」を出してみた、と言うところです。
で、件のNPC九条綾子さんには、そこのトップをして貰うことにして貰いました。つまりは官僚さんですね。
でーすーが、ただの役人をNPCにする訳にもいかないので、彼女には、固い信念を持って貰うことにしました。
ブルースフィアを守る。それもあらゆる手段、人員を使い、そのためならどんな犠牲もいとわない。そんな覚悟をしていただきました。
だからこそ、彼女の行いで傷ついた者がいて、そんな人からなじられ罵られようとかまわない。犠牲を悲しむ者から討たれようと、それを受け入れよう。それが仕事だから、と。
これがまあ、普段は気が抜けるぐらいおっとりとした口調でありながら、ネチネチと急所を突くような言葉を突きつけてきます。
彼女を表す言葉は「冷徹」
そらそうでしょう、自分の目的のため、他人を躊躇わず削り、自らをも躊躇わず、削る。
ダメダ、コイツ胃ガ痛イ!
ケース3 青藍(はいらん)
このシナリオのヒロインである彼女、青藍さんですが、ケース1ケース2とは比べものにならないほど、やっかいなNPCなんです。
今回のネタになってる「夏空」というシナリオ、シナリオ開始時間の100年後、その滅亡寸前の世界からやってきた青藍という人物を巡る物語とも言えます。
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