神様ヘル! プ

 平和な宗教のもと、生きていくのは素晴らしい。たとえ異教徒の弾圧にあったとしても。
 そんなことはどうでもいいか。
 TRPGやってると、かなりの割合で神様の存在が立ちはだかります。まぁ、ハードな現代物でもない限り、絶対者かそれに近い立場で、立ちはだかると言うことをやってくれます。
 で、TRPGの設定上神様が何故人類を創造したのか?
 まぁその背景にありがちな状況と言えば、人類寄りの神様には同程度の能力の別の神様がいて仲が悪い。それでもって神様同士が四六時中(悠久の時間の中というヤツだ)ケンカをしていると。
 人類はそのための対抗戦力ということだそうです。
 おぉこれは、人類は神に選ばれた聖戦士ってことか!
 神の戦士って事は、世界を守る戦いに身を投じ、その身その魂が神の敵との戦いで朽ち果てたとしても、その精神は神の庭で永遠の春を楽しむ(ヤッタネ)
老後の人生設計もその先もいたく充実しており、うらやましい限りですね。
 神様も粋な計らいをするものです。
 でーすーが、も少しそのあたりを別の例でもって、そんなものなのかを見てみると・・・
 例えば、某国に知的方面で非常に危ないバイオな科学者がいたとしましょう。自らの能力をキンキンに使いまくり、復活の日のバイオ兵器も雑菌に思えるほどの作品が出来たとしときましょう。
 その某国は、今の世界の雰囲気からすると、ABC兵器、特にBC持ってるエンガチョな国、それが世間目というヤツなんでしょう。
 お気付きかと思いますが、神=バイオ科学者って見方が出来るなら、人類=細菌兵器って事にならないかい?だとすると、神様、えらくテンパってるなぁ、おい。
 お話しをバイオ科学者に戻しますと、その科学者様は、いわば細菌兵器の父・創造主と言うことになるのですが、たとえ細菌兵器が全身全霊でその職務を全うし、ミッションコンプリートをしたからと言って、創造主(バイオ科学者)がバイ菌相手に超絶豪華なご褒美をくれるのだろうか?
 まともなバイオ科学者なら、ご褒美の替わりにワクチン造りますね。
バイオ科学者といえど命が大事、まして自分Madeの細菌で死んでしまうと言うシャレは、全力で回避したいでしょう。
 神の戦士たる人類、その行く末が楽しみですね。
 こればかりは根拠なしの妄言とはいえませんよ。
 一部TRPGの設定にあるじゃないですか。一番エラ委神様にたてつくのが、ヒラエルキーとしてすぐ下にいる神様達、そのヒラエルキー下の神様が、故あって上の神様に反抗的態度を取る。
 なぜか。
 上にいる神様も、世界創造やら何かで手が足りないこともあるから、ヒラエルキーすぐ下の神様を造り、そいつらをこき使ったと。
 そのお仕事が一段落付いたとき、余剰労働力をどうするか?
 多分大した保証もなく「お前等イラね」と何処かにポイしたのでしょう。
そらー怒るわな。今までさんざんこき使われたのに、そんな仕打ちじゃヒラエルキーすぐ下の神様も立つ瀬がないわな。
 で、その切れたヒラエルキーちょい下の神様への更なる仕打ち追い打ちが、人類の存在。
 人類が造られた理由がジャマになったヒラエルキーちょい下の神様をサックリタマ取ってこい、とまでは行かなくても、一番エラ委神様の代理でケンカの相手をする。こんな状況の多いこと多いこと。
 権力闘争の相手が、昔の自分とよく似た相手とは、ヒラエルキーちょい下の神様もケンカするにも複雑な心境でしょう。
 がんばれ!ヒラエルキーちょい下の神様!
 さてこんなところで、人類側の扱いを見てみましょう。人類はがんばった。がんばってがんばっ
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